ひとり暮らしの ゆるふわ歳時記

1Kアパート・昭和の台所で 折々の季節を愉しんでいます

えほんのともだち

作家の中川李枝子さんが亡くなりました。

 

小さい頃は人見知りで

どんなおもちゃより本が好きだった私にとって

本の登場人物たちは仲良しのともだちでした。

ぐりとぐらも。

らいおんみどりも。

かえるのエルタも。

きりんのキリカも。

ほかにもたくさん。

 

大きい紙をねだってきりんを作ったり

ひみつの地図を描いて探検したり

砂場でお城を作ったり

雲に向かってなわとびの縄を投げたり

いろんな真似をして遊んだものです。

 

まねっこ好きは今も変わらない。

悲しいお知らせの翌日は

追悼と感謝をこめて

まねっこ朝ごはん。

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ぐりとぐらのカステラみたいに

大きくふわふわに焼きたくて

卵をメレンゲにしてから混ぜてみました。

 

らいおんみどりの大好物はキャベツ。

丸ごとぱくり!とはいかないけど

山盛りにしてたくさん食べました。

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本の中の仲間たちは

本当においしそうに食べるから

一緒に食べたくなるよね。

 

どちらかというと

日本語の発音は平坦だと思う。

でも私は

リズミカルでテンポの良い文章が好き。

今になってわかった。

それはきっと

そういう本で育ったからだ。

ありがとう先生。

先生と仲間たちのおかげで

今でも日本語が大好きです。